東海ホーム社長ブログ

つい2日前のことです。当社で管理しているアパートの住人の方より水漏れがしているから直ぐに見てもらいたいとの電話が。早速お邪魔してみると外壁の基礎の上あたりから確かに水がポタポタと。場所からいうとどうも台所の給水管があやしい。


壁の内側は台所です。流し台は少し離れたところに位置していますが多分流しの水道管だろうと思いますが。


どの程度の量が漏れているのか、水道メーターをチェックしてみました。メーター内の直径1cm位のコマがゆっくりと回っています。

この程度ならそんなにたくさんの漏水が有るわけでは無さそうですが、しかし事は急を要します。早速いつもの水道屋さんと連絡を取り直ぐに現場に駆けつけてもらいました。この行動の早さにはいつも大変助かっています。アークスさんありがとう。入居者の方の都合を伺い明日にも補修工事をする事になりました。


今日は水曜日なので当社は定休日なのですが、そうも言っていられません。現場を覗いてみると流し台を移動して壁、床を開口し中をチェックしています。

しかし、ここで問題!!!　私も水道屋さんもまず間違いなく漏水箇所は流し台近辺だろうと踏んでいたのですが壁の中も床下も全く濡れていません？　しかも床下はベタ基礎で給水・給湯管ともコンクリの中を配管されています。水道屋さんともいろいろ検討しましたが漏水箇所は給水管ではなく多分ユニットバス廻りの給湯管の様です。ユニットバスを解体するわけにもいかず、結局給湯器からでている給湯管を再布設することとしました。


旧の配管はそのまま殺して(言葉がキツクてすみません)新規に2経路で給湯管をやり直すことにしました。


外壁に穴を開け、浴室の隣の和室の押入天井に配管します。ピンクの管が新しい給湯管です。ユニットバスの中の鏡を取り外して一部穴を開け、そこから手を入れてお湯の蛇口と新規の給湯管を結びます。鏡を取り付ければ壁の傷は隠れてしまいます。

この夏の暑いときに入居者の方には荷物をあっちに移したりまた戻したりと大変な思いをさせてしまいましたが最短で補修が終わりました。このアパートは築後24年も経っています。今回漏水したのは給水管ではなく給湯管でした。給湯管は銅製ですのでサビによる腐食は起きにくいのですが、静電気の関係で穴が開いたのかもしれません。いずれにせよ、建物は年数が経つと特にお水関係のトラブルが心配です。当社でお付き合いしている水道屋さんは地元の方なのでいつも急な依頼に嫌な顔をせず直ぐに対応してくれています。昨年末はもうすぐ晦日だと言うとき、しかもたしか夜8時過ぎだったと思いますがアパートの水漏れ騒ぎが有ったときも直ぐ対応してもらえて大家さんも入居の方も大変に助かりました。本当にいつもありがとう!!!