2010年12月30日

玄関ドアの交換②

さて、前回はドアと枠を外したところまででした。その次は、新しいドアとドア枠を設置するためにサイズを合わせるため建物本体を少し加工していきます。


枠がしっかり埋まり、タイル面とフラットになるようにコンクリート下端をはつっていきます。新しい枠を仮締めしてキレイに収まるか確認してみます。


内部の木枠の下端が腐っていたため、その部分を取り除きます。最終は床面タイルと同色で巻きます。両サイドを加工しました。


枠など取り外す部分は全てOKです。


枠を組み立てていきます。内部はこんな風になっています。なかなか見る機会は無いでしょ?


枠の左上部の縁部分が既存のシャッターボックスと接触してしまい、上手に収まりません。既に分かっていたことですので落ち着いて引っかかっている部分を取り除きます。

ここまでくれば後は比較的スムースです。枠をはめ込み、コンクリートで補修し、ドアを組み込むだけです。続きは次回、来年お届けします。

今年のブログはココまでです。読んでいただいた方、ありがとうございました。来年もよろしくお願いします。

皆様、良いお年をお迎え下さい。


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2010年12月26日

玄関ドアの交換①

築16年の個人のお宅の玄関ドアを交換しました。別にどこか壊れたわけではないのですが、ピロティー内に玄関が有るため、やや暗く感じてしまうとか。そこで色をプロンズからシャイングレーに明るくしようとなりました。写真の数が多いため、数回に分けてご紹介します。


取替前の玄関ドアです。特別暗いわけでもないと思うのですが。


まず、ほこりが建物内部に入り込まないように養生をします。玄関ドアの蝶番をはずして、ドアを取り外します。右サイドに見えているインターフォンも取り外します。


次に枠を取り外します。とは言ってもいきなりビスを緩めてと言うわけにはいきません。額縁が外壁のサイディング内部に入り込んでいますので、枠の廻りのサイディングを最小の単位で剥がしていきます。まずコーキングを取り除くためカッターで切れ目を入れていきます。今日は冷凍庫の中にでもいるように寒い日でしたが、この作業のおかげで身体がホカホカしてきたようです(私は見ているだけですので、これは職人さんのこと・・・私は寒さが増すばかり・苦笑)。後で再取付しますので、割れないよう丁寧に剥がしていきます。


サイディングを剥がすと、内部の木部が見えてきました。左右と上部はこれでOKですが、下の部分はコンクリートの中に埋まっています。そこで、グラインダーでタイルの目地に切れ目を入れていきます。この時、猛烈にほこりが舞い上がります。養生をしていないと家の中はほこりで真っ白なんてことに・・・。


グラインダーの刃が熱を持たないよう水を掛けながらコンクリを切っていきます。


下の部分の枠の中央にも切れ目を入れて、バールで掘り起こします。


これが取り外した枠とドアです。ここまでで、約2時間弱。仕事の内容も大体4分の1が終了しました。

この続きはまた、次回にご紹介させていただきます。

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2010年12月21日

見た事ない飾り棚

「アパートでこんなの見たこと無い。」先日、まだクリーニングも終わっていないけど、改装中のアパートを見ていただいたお客様の声です。これがその写真。


DKと洋間の間の間仕切り壁に飾り棚を設置しました。自分でも良いアイデアだと思うのは、①透明なアクリルを背板に使用しているので見かけも良いし、何より部屋に開放感が出て、広く見える ②DKと洋間それぞれ両方から使えるように背板を交互に張ってある ことです。多分こんな改装は静岡市いや日本で初めてでれはないだろうかと鼻息を荒くしている私です。


これが前回改装したものです。この時はこの壁は気になっていたのですが、そのまま仕上げてしまいました。


上の写真と同じ角度から撮ったものです。


洋間から見た感じ。どう、お洒落でしょ? 床に転がっている配線はテレビのアンテナコードです。アンテナジャックは今まで1部屋にしかありませんでしたが、これから3部屋全てに配線します。

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2010年12月17日

下駄箱に床柱?

アパートの改装は楽しい。仕事ですので遊んでいるわけではないのですが、機転を利かすというのでしょうか?  アイデアをひねり出すとでも言うのか? とにかく、大家様が費用をかけて行うアパートのリフォームを何も考えずにいつもの仕事としてマンネリ工事をしていては、大家様に申し訳がありません。アパートを探しているお客様だって、ありきたりのものでは見飽きているはずです。ですから、常に前回より更に良いもの、入居希望者のお客様がここのアパートに入りたいと思うような改装になるように心がけています。今回は、そんな仕事の一部をご紹介します。


3DKのアパートですが、下駄箱が最初から設備されていませんでした。そこで、巾1,150mmのスペースにこのように下駄箱を組み合わせてみました。コの字の形になるように組み合わせましたが、本来とは少し違う組み方なので、上部の下駄箱に無理な力がかかってしまっています。そこで左側の開口部分に補強の柱を入れました。この柱が一工夫です。小さくてちょっと見にくいかな?


補強の柱を大きく取った写真です。これでも分かりにくいかもしれませんが、今回使用したこの柱は実は去年新築住宅で使用させていただいた床柱の残りを使ったものです。左側に黒く見えていると思いますが、白と黒のツートンの柱です。直接見るととってもオシャレに仕上がりました。


このアパートの改装ではさらなる工夫もありますが、それは次回にご紹介させていただきます。

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2010年12月09日

駐車場のライン引き

いや~、寒い、寒い。北風が冷たくて外の仕事は大変だ。今日は薄くなってしまった駐車場のライン引きをやってきました。先日外壁の再塗装が終わり共用灯も新品にしたところで、駐車場のラインの薄さが気になってしまった。ということで、大家さんに提案し、私と当社のホープN瀬と2人でやってまいりました。このライン引きも専門の業者さんにお願いすると線の長さが少ないため、結構割高になってしまいます。そこで素人でも養生をしっかりやればまあまあのできばえになる駐車場ライン引き用の専用塗料を使って、人工や専門技術料の安い当社作業員の施工となりました。


書き直した数字の9です。もとが残っていましたのでなぞっていくだけです。このくらいの距離で見ればボチボチでしょ?


塗る前の画像です。この辺はまだ良い方かな?


養生をしました。1/3がほとんど消えかかっています。


こんなにキレイに出来上がります。あまり厚くはできませんが、結構長持ちします。


接着が取れていた車止めもコンクリートボンドで再接着です。でもこれはすぐに取れてしまうかも。3箇所3,000円頂きましたが、実際は6箇所ありました。明日朝早く行ってバリケードの馬とコーンを回収してこなければ。それから仮駐車場のラインテープも取ってこないと・・・。前後で結構やることがあるんですよ。

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2010年12月06日

下駄箱の扉が開かない

ごく普通の下駄箱。


よくある下駄箱。

入居者の退去の後、大体改装も終わったところでお掃除していると、下駄箱の扉がきつくて開かない。アレ、どうしてだ?扉をはずしてみても異常は無いし、枠もプラスティック製だが欠けてもいない・・・・。よくよく見てみるみるとどうも扉が膨張していて、枠内でギュウギュウの状態。これが動かない原因か。今までの入居者はよく使っていたなあ~~。一言言ってくれれば良かったのに。というわけで、扉をはずして倉庫にて補修。枠に収まる部分をサンダーでダーっと削ってみました。


定規を固定してサンダーで削っていきます。合板なので1.5mm位削ると色が変わります。それを目安に削れば均一の厚さで削れます。


嵌めてみました。これなら隙間もあるから大丈夫。

もとにもどしてはめてみれば、スムーズに動きます。良かった。

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2010年12月04日

アパート修理車

なんと平成4年製の三菱ブラボーが我が社のアパートメンテの軽自動車です。軽自動車でありながら目一杯いろろな道具、材料を積んでいるため、燃費はわずか6km/lしか走りません。それでもこのプラボーで出かければ、アパートの大体の修理はできてしまうため手放せません。


これがそのプラボーです。よく見るとあちこちぶつけていますのでちょっと可哀想です。


うしろを開けるとこんな感じです。下の3列の引き出しは勿論自慢のDIY。自慢するほどでもないか。この引き出しの中は金槌、ドライバー、やすり、はさみ、カッターなどこの10数年で使い続けている道具が入っています。


引き出しの中をさらに2箇所に区切って、使用頻度に分けて収納してあります。


運転席の後のドアを開けたところ。左側のブルーのコンテナには駐車場のロープやペグ、釘箱、水道修理キット収納のケースなどを入れてあります。水道修理キットのボックスを持っていけば、大概の水漏れ修理に対応できます。


ハンデルをウッドに交換し、パネル類は自分でウッド調にペイントしてあります。

この車のおかげで、水道屋さん、大工さん、電気屋さん、塗装屋さんなど浅くですが広範囲にアパート修理に対応できます。今日もお客様より、水漏れとドアの戸当たり枠の修理要請があり、パッと施工させて頂きました。もちろんできないこともたくさんありますが、大家さん達には、社長みずからフットワークが見かけによらず軽いと喜んで頂いています。

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